ミックスボイスと喉の調子
さあ、今回のテーマはミックスボイスと喉の調子という内容で書いていきたいと思います。
何が言いたいかというと、ミックスボイスが出来るようになると、喉の調子が悪くても声は出るのか?という疑問についてお答えしたいと思います!
結論から先に述べると
声は出ます!(パチパチ👏)
ワンオクのTakaさんは、ライブDVDで声を嗄らしながらもTake what you wantを歌い上げています。
嗄れている喉の状態で、どの程度表現力を保てるのか。
意外に思われるかもしれませんが、ミックスボイスの発声が出来ていれば高い声を強く出すことは出来ます。
しかし!裏声は掠れます。裏声を太く響かせて地声のように聞こえさせているミックスボイスですが、喉の状態が悪いと、弱く柔らかく歌う際には、結構ブレます。
なので、声が嗄れていたTakaさんは途中で裏声を使わずに地声の発声に切り替えていました。
ほかにも、ヨーロッパツアー中にラジオでTaking offをToruと2人で歌った動画がありますが、その時には連日のツアーと時差ボケなどから相当喉が疲れていたようで、かなり辛そうに歌っています。
どんな上手なボーカルでも、やはり声の調子というものは間違いなくあります。
いかに、普段の体調管理が大切かわかりますね。
声がどうしても安定しない時に、応急処置として声を安定させるのにいくつか僕が実践している方法をご紹介しますね。
まずは水を飲むことです。
なるべく水分を取って、声帯に潤いを与えましょう。体には水分を送る先として優先順位があります。声帯は生命活動の重要度的にそれほど高いものではないので、喉を潤わせるにはたくさん水分を取る必要があります。
そして次に暖かいものを飲みます。
この時に飲む暖かいものは水じゃなくても構いません。
僕の場合あえてコーヒーを飲むときもあります。コーヒーはたしかに歌う際に飲むのは良くないのですが、身体がボーッとしていたり、水を飲んでもイマイチ喉の調子が改善されない時には、コーヒーを取ります。
そもそもコーヒーが良くないのは、利尿作用があり、体内の水分が奪われるからです。
しかし、その分水をしっかりと取って、歌う前に水分の多い状態であれば、コーヒーを飲んでも大丈夫だと思います。
カフェインを取ると僕の場合は喉の調子が上向きになります。人それぞれだとは思いますが是非試してみて下さい!
そして、さらに大事なのはウオーミングアップをして身体を温める事です。声帯だけでなく身体全体を温めることで、より声が出やすくなります。
それでもダメなら、裏声で15分ほど歌ってみてください。徐々に声を出す事で、力みがない状態をキープして歌うクセをつけます。
こんな感じで、調子が出ない時は歌う前に出来るだけ入念に喉のコンディションを整えて歌ってみて下さい!最後まで読んでくださってありがとうございます!